ピッチャーは金田正一( 背番号34 )
■サンデーモーニングのゲストは金田正一氏
TBS系「サンデーモーニング」スポーツコーナーに金田正一氏がゲスト出演しました。
普段の放送では「球界の御意見番」として言いたい放題(失礼)の張本勲氏も終始 大先輩を立てて控えめに発言している様子でした。
■投手の本塁打数 歴代1位は金田正一氏
番組では日本ハムの二刀流、大谷翔平投手が20号ホームランを打ち、プロ通算38本塁打になり金田氏の持つ投手の歴代本塁打記録に並んだことが取り上げられました。
張本氏は金田氏に「どうですか」と水を向け、フリップが出ると
「大谷のホームラン、比較あるの。 あぁ カネさんトップだ。」と金田氏を持ち上げました。
金田氏は( 自分のホームラン記録が)破られないから なかなか名前が出てこない、といい
「私にもプライドがありますから、はっきりとピッチャーで登板して打ったホームラン(自分の記録)とDHで打ったホームラン(大谷選手の記録)と区別して発表しなさいよ。中身が違う。
そうしないと私にもプライドがありますから。」と注文を付けました。
ちょっと分かりにくかったですけど これは金田氏がホームランを登板試合で36本、代打2本打っているのに対して、
大谷選手は登板試合では4年目の今年7月が初ホームランで、DH出場時のホームランがほとんど
( だから自分がうえ )だといっているのです。
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■大谷選手の二刀流に対して金田正一氏は
大谷選手の二刀流についてどちらがいいかと訊かれて、金田氏は大谷選手をスゴイと実力を認めつつ
「ピッチャーですよ。(中略)マメだなんだと休まなければチームはチャンピオンになれますよ。」
「ピッチャーは(チームの)勝ち星の9割10割近くピッチャーの力があるんですから、( 張本氏に )な、違うか。」
「え えぇ その通り・・・。」
野球については金田氏の独壇場で、張本氏がいつもと違い控えめにしているところも面白かったですね。
■番組テロップでは控えめ過ぎる 金田正一氏のすごい記録
金田正一氏の「日本記録」の一部を列記します。
番組のテロップの
「通算400勝、4490奪三振 14年連続20勝以上など 誰にも破られない数々の記録を持つ不世出の大投手」では過少すぎる表現です。
特に史上最年少記録は今後絶対に更新できません。(断言)
< 日本プロ野球記録 >
・400勝
・298敗
・4490奪三振
・365完投
・1808与四球
・シーズン20勝以上:14回
・シーズン20勝以上:14年連続
・64回連続無失点(64イニング1/3)
・ピッチャーのホームラン記録(38本)
( 日ハム 大谷選手が並びました )
<史上最年少記録>
・初ホームラン :17歳2ヶ月
・ノーヒットノーラン:18歳35日
・200勝達成 :24歳309日
あと、完全試合を1回、ノーヒットノーランを2回記録しています。
凄すぎて訳が分かりません。
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■経歴は リアル「巨人の星」( 高校中退してプロ入り )
享栄商業高校(現・享栄高校)野球部に入部。その年 甲子園に出場したが補欠で登板機会はなし。その後は県予選で敗退したため甲子園で登板経験はありません。
3年生の夏の予選で敗退すると高校を中退し国鉄スワローズ(当時)に入団。8月にプロデビューしてその年8勝を挙げる。
翌年は44試合に先発し22勝。以降14年連続で20勝投手。(日本記録)
対阪神戦で史上最年少(18歳35日)でノーヒットノーランを達成。
いや、凄すぎです。 当時は先発投手が中継ぎにも登板したので、そもそも登板した試合数が多いのですけど、1年で44試合に先発って一日おきに先発!?
それで14年連続で20勝以上って故障で長期間 休んだりしなかったんでしょうね。
■マンガ「巨人の星」の金田正一氏
1961年(昭和36年)生まれのとしやんは金田正一氏の現役時代の最後、巨人のエースだったころの記憶もあります。が、実はそれよりマンガに登場するカネやん(金田正一)の方に親近感がありました。
< マンガ「巨人の星」では >
・主人公の星飛雄馬からカーブを教えて欲しいと頼まれた際に、金田正一氏が「新しい変化球を作れ」と発破をかけて、新変化球づくりをを決意させた。
・星飛雄馬が公式戦で初披露したあとに金田正一氏が記者たち向けてに「名づけて大リーグボール1号!」と言って世間にその名前を知らしめました。そういえば初めから「1号」扱いでしたね。
・ただし「大リーグボール」という名前は飛雄馬の父 星一徹の命名で有名な「大リーグボール養成ギプス」を作って飛雄馬を特訓しています。
ただ、その後の速球にこだわったストーリー展開からすると、恐らく大リーグ並みの速球(剛速球)を投げることをイメージしていたようです。
< アニメ「巨人の星」のカネヤン >
< テレビ出演 >
引退後にテレビにも多く出演しました。「カネやんの なんでもやったるでぇ」という冠番組もあり、これは毎週観てました。
なんだか 実在の金田正一氏よりも「巨人の星」のカネやんに力が入ってしまいます。
あとロッテの監督をしているときには、週刊少年ジャンプ連載の「アストロ球団」でめずらしく 敵役 で憎々しい監督として描かれていました。
としやんは実際の野球よりマンガの方が好きで、詳しいんですけど 止まらなくなるので今回はここまで自重しておきます。
もうひとつ 金田正一氏の背番号「34」は読売ジャイアンツ( 巨人 )の永久欠番になっています。
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