代打 川藤 二塁でアウト! ホワイ?
■2月26日TBS系「サンデーモーニング」
「週刊御意見番」のコーナー 今週の助っ人は元阪神 代打の切り札「浪速の春団治」川藤幸三氏。
川藤氏はキャンプ巡りするほど目が吸い込まれて行く、やっぱり野球人だと話した。
WBC日本代表が初実戦でソフトバンクに4安打完封負けした話題では張本氏が侍ジャパンを率いる小久保監督に久々に大声で「喝!」。
特に7回に主軸打者を途中交代したことを皮切りに熱く語る張本氏に 助っ人川藤幸三氏は
「ハリさん、もうちょっと始まったばかりで何 カッカカッカして」
「まだまだこれくらいで おっさん、ガタガタ言うちゃ あかんがね」となだめた。
川藤氏は関口宏氏がWBC本番まで時間がないことを心配しても「どってことあらへん」
「(選手は)一流のヤツらや。時間があろうがなかろうが、(調整して)作っていくのがあいつらの務め。なんもいう事はない」と川藤節がさく裂した。
■WBC侍ジャパン 強化試合 ソフトバンクに完封負け
25日 WBC日本代表強化試合 第一戦 侍ジャパン-ソフトバンク戦のVTR。
侍ジャパン 投手陣
ソフトバンク武田翔太 3回無安打無失点
オリックス 平野佳寿 1回無安打無失点
ヤクルト 秋吉亮 1回1安打無失点
楽天 松井裕樹 1回1安打2四球1失点
攻撃陣
ヤクルト 山田哲人 4打数無安打
巨人 坂本勇人 3打数無安打
日本ハム 中田翔 3打数無安打
ソフトバンク松田宣浩 3打数2三振
1点を追う6回裏2死1塁 打者は4番 筒香嘉智 の場面で1塁ランナーが盗塁死。
ソフトバンク 内川聖一が一塁の守備でボールをこぼし、拾いに行ってバッターランナーと交錯するアクシデント。
内川選手は右肩を打撲し途中交代。 幸い骨に異常なく脱臼もなかったが 翌日からの練習は状況次第になった。
結局 日本代表 侍ジャパンはソフトバンク相手に散発4安打で3塁を踏めずに完封負け。
■張本氏 侍ジャパンに大声で「喝だ!」と一喝
VTRが終わると張本氏は大声で「喝だ!」と久々の一喝。
「負けたからじゃないですよ。選手・・・ じゃないですよ。激励の喝だから、やっぱ勝ってもらいたいから小久保監督ですよ」
(あぁそうですか)
「やっぱり選手が不安がるような采配しちゃダメですよ。これだけ超一流の選手だからピッチャーの順番はどうでもいい、打線は誰が何番打ってもどうでもいい じゃ困る」
「勝つような采配をしてもらわなければ。先ずね 6回の裏にねワンアウトでヒットで(ランナーが)出ました」
「(次の打者は)3、4番5(番の主軸)ですよ。(1塁ランナーを)走らそうとする?」
(あの失敗したとこですか、ちょっとあります 絵(VTR)もう1回観ましょうか)
「えぇ あの(カウント2-0)ツーオーの時(ランナーが)飛びだして、(前の打者の)3番の坂本の時も盛んに走ろうとしてるんですよ。」
(筒香が(打席に)入ってるのに・・・走らしたんですね)
VTR:1塁ランナーは牽制球で釣りだされて2塁でアウト
「これはね自分勝手のサインじゃないからね。こういう大きなゲームは」
ここの発言は意味が分からなかったんですけど、ランナーは監督のサインで走ったということでしょう。
「ですから 王(貞治)がバッターの時にランナー1塁で走らしますか」
「(ランナーは)二塁打で1塁から帰れるんだから。じっくり攻めなきゃ。これがひとつ」
盗塁が成功して1塁が空くとバッターは敬遠されることもあるから、張本氏はキライなプレイなんですね。張本氏は敬遠されるのがキライです(笑)
「もうひとつはね、7回から3、4、5(番の主軸)の選手を代えちゃう」
「1点負けてるんですよ。4点くらい勝ってたらね 守備固めで代えてもいいけれども、どこでホームラン飛びだすか分からんし、勝つような・・・采配してもらわなきゃ」
(でも、今のうちに試しときたい・・・)
「関係ない。試す必要がない超一流の選手ばっかりだから」
「例えばね、ここ(この球場)でゲームやるんならピッチャー マウンドを慣らすようなことはできるけども、野手は一回出なくても雰囲気さえわかればもう超一流の選手だから」
「やっぱり勝ってもらいたい」
「2年前覚えてますか? 韓国の準決勝でプレミア。7回まで大谷がビシャッ!と締めて、次のピッチャーの順番を間違ってる(間違った)から惨敗(逆転負け)したじゃないですか」
(そうでした)
「これは 考えてもらいたい。ひとつのミスでもう取り返しがつかないから。短期間(決戦)は。どう思う」
と熱弁をふるった後に川藤氏に振り。
張本氏は最近 助っ人に「どう思う」とか、同意を求めて「・・・な」ということが増えましたね。
もうひとつ プロの選手は別に監督の采配で不安になったりはしないでしょう。するの?
■川藤氏 張本氏に「何 カッカカッカして言うてんや」
張本氏から どう思う と振られて川藤氏は
「ハリさん、もう ちょっと始まったばかりで何 カッカカッカして言うてんや」
「だからワシなんかは やっぱり1戦目で まぁ調子の良い時でも悪い時でも いろんなことあるんですよ」
(はい はい)
「まだこれぐらいで(張本氏に)おっさん、ガタガタ言うちゃ あかんがね」と肩をたたいた。
(ほんと?)
関口宏氏がWBC本番まで時間がないことを心配するが川藤氏は
「どってことあらへん」
「(選手は)一流のヤツらや。時間があろうがなかろうが、(調整して)作っていくのがあいつらの務めやから。そんなもん なんもいう事ない」とあくまで川藤節。
最後に張本氏が
「坂本とかね中田は心配ないですよ。打てない 打てない言っても。必ず今の形で行ってくれれば充分だと思います」とWBC 侍ジャパンの話題を締めた。
助っ人で呼ばれて 張本氏をおっさんと呼べるのは川藤氏くらいでしょうね。
■因みに
張本氏のいう「2年前のプレミア」というのは 2015年の「WBSCプレミア12」という世界ランク上位12チームが参加する国際大会の第1回大会。
準決勝の韓国戦で日本は大谷翔平(日本ハム)と則本昴大(楽天)の継投で8回まで無失点。
3対0で迎えた9回表に則本が3連打され、松井裕樹(楽天)、増井浩俊(日本ハム)をつぎ込んだものの、韓国に4点を奪われ逆転負けした試合のことです。
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