( この流し目にシビれました )
■永井豪先生の「激マン!」とは
「激マン!キューティーハニー編」が
刊行されました。
「激マン!」は永井豪先生 自ら
執筆当時の製作秘話を描いたマンガです。
これまで「デビルマン編」(6巻)
「マジンガーZ編」(5巻)が刊行されていて
マンガファン、永井豪ファンとしては
ウラ話満載で読んでいてわくわくする
マンガなのです。
もちろん僕は全巻購入しています。
今回の「激マン!キューティーハニー編」
については刊行時期を知らなかったうえに
毎日 帰宅途中で書店に立ち寄っているのに
一週間も前に発売されていた本書に気づかず
2日前にSNSフレンドの情報で知った
という為体(ていたらく)。 orz
■「激マン!キューティーハニー編」がない
で 昨夜 本書を購入しようと
マンガコーナーをじっくり探したけど
この「激マン!キューティーハニー編」が
見つからない、
「マジンガーZ編」は置いてあるのに
新刊の「キューティーハニー編」第1巻が
見つからない。
マンガコーナーをぐるぐる5回も周ったけど
見つからないってことは まさかの売切れ?
もしそうなら
それはそれでめでたいハナシだけどね。
流石に諦めて しかたなく別の本を
買おうとしたところで ふと思いついて
それまで探していなかった売り場の棚を
探して発見。
■「キューティーハニー編」があったのは
結局「激マン!キューティーハニー編」が
置かれていたのはややH系のマンガ売場。
平積みされずに棚に挿してあったから
表紙絵が見えないうえに
色遣いの派手な本ばかりで目がチカチカして
直ぐには見つけられなかった。
「激マン!」のロゴもハニーも目立つから
表紙が見えるように置いてあれば
すぐに見つかったのにさぁ。
しかし
永井豪先生のマンガがH系の棚とは
ちゃんと中を見てないのか書店員(怒)
と 心の中で怒ったけど
若い書店員さんではムリもないか
手に入れるまでに苦労した分だけ本書への
期待が更に盛り上がるのです。
■「激マン!キューティーハニー編」内容は
購入できたので早速電車に乗り込み読み始めた。
本編の主人公は「永居香激:ながいかげき」。
数年前「ハレンチ学園」で有名になった
人気の若手マンガ家。
今 ながい激 の名で「デビルマン」
ナガイ激 の名で「マジンガーZ」を
描いていてるから男性だと思われてるけど
ホントはめっちゃかわいい年ごろの女の子
という設定(笑)
永井豪先生も楽しんで描いているようです。
■「ハレンチ学園」騒動
1968年に「少年ジャンプ」が創刊されて
直ぐに人気マンガになったのが永井豪先生の
「ハレンチ学園」。
当時としやんは小学2年生でした。
「ハレンチ学園」は大ブームになるものの
人気が上がるに連れて社会問題を引き起こし
新聞で叩かれたり、テレビのワイドショーで
小学校の先生やPTAにつるし上げになった
という回想があり
その番組をリアルに観て永井豪先生を応援
していた小学生として色々な記憶が甦り
感慨深いのです。
テレビでは永井豪先生が色白な童顔で
PTAの小母さんたちの勢いが削がれた
気がしました。
当時 小学校の学級会の議題になったり
したんですよ。
僕はもちろん「ハレンチ学園」擁護派でした。
「激マン!キューティーハニー編」によると
番組が終わるとそれまで非難していたPTA
からサインをねだられた、というハナシです。
■永居香激 はちょっと過激すぎ
主人公の永居先生がナイスバディな女性
なのはいいけれどノーパ〇で
ミニスカートを穿いてるのに
すぐ開くし( ← 何を?)服は脱ぐし。
仕事部屋では全裸で原稿を描いていたり
開脚倒立してみたり読者サービスは満点。
もっと過激なシーンもあって
さすがの僕も人目の多い満員電車内では
読み続けられませんでした。
書店員さんがH系の棚に置いたのもやむなし
と認めます。ケチつけてゴメンね(笑)
もうひとつ
助っ人に石川ケン子(故石川賢先生)が来て
敵キャラのデザインするくだりは思わず
笑ってしまったけど
石川先生が亡くなってもう10年経ったと
思いついてしんみりしてしまったのでした。
とにかく
永井豪ファン、キューティーハニーファンは
もちろん大きくなった当時の子ども達全員に
お勧めの本であります。
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